December 03, 2008
サービス産業の現状
デイサービスセンターの『サービス』とはなんだろうか?
『介護の仕事』では、この『サービス』という単語が多く出てくる。
「サービス種類」「サービス区分」「サービス提供責任者」「月額報酬対象サービス」「高額サービス」「サービス提供時間」など、それぞれの単語に付いている。
『介護の仕事』をしていると、それが当然の様に思うが、私はこの『サービス』を科学的に理論的に知りたくなった。
★国語辞典では次の様に記している。
「人のために力を尽くす事。奉仕。商売で客をもてなす事。顧客のためになされる種々の奉仕。商売での値引き」
★総務省の日本標準産業分類では次の様に記している。
「第三次産業に含まれる。」
第一次産業は農業、林業、漁業
第二次産業は鉱業、建設業、製造業、
第三次産業は卸売・小売業、飲食店、金融・保険業、不動産業、運輸・通信業、電気・ガス・水道業、サービス業
「つまり、介護産業は第三次産業のサービス業に入るんだ。」私は思った。
私はこのサービス業(サービス産業)について、知りたくなった。
★総務省の「事業所・企業統計調査報告(1996)」では次の様に記している。
事情所数・・・第一次産業:0.3%、第二次産業:19.4%、第三次産業80.3%(うちサービス産業:30.3%)
従業者数・・・・第一次産業:0.4%、第二次産業:26.3%、第三次産業73.2%(うちサービス産業:31.8%)
「日本を産業構造で見れば、サービス産業が全体の3分の1を占めているんだ。
日本経済を支える屋台骨になっているんだ。」私は思った。
この事業所・企業統計調査を読めば、2001年から2006年にかけて第一次産業、第二次産業の事業所数、従業者数はそれぞれ減少や微増だが、第三次産業は増加している。
「成長している業種なんだな。」私は思った。
★内閣府経済社会総合研究所「国民経済計算年報(2005)」では次の様に記している。
GDP(国内総生産)の産業別構成の推移・・・・第一次産業:1.5%、第二次産業:27.4%、第三次産業63.6%(うちサービス産業:21.5%)
内閣府経済社会総合研究所「国民経済計算」を併せて読めば、面白い結果が分かった。
労働生産性(就業者一人当たり実質GDP)の推移を見ると、第二次産業の製造業は順調に伸びているが、サービス業は全く伸びていない。
1975年当事はそれぞれ、480万円前後だったが2005年には製造業は1000万円を超えたが、サービス業は500万円になっている。
サービス産業は労働生産性が他の産業に比べて低いことが分かった。
「サービス産業に属する人が増えただけだ!」
「生産性の低い業種に雇用が移動しているだけだ!」私は愕然とした。
面白くも、むなしい現実が見えてきた。
次回に続く
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