July 26, 2010
町会での出来事(シナリオ)
創作シナリオです。
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『地域の高齢者を誰が見守るのか?』
警察か?
消防か?
役所か?
それ以外の誰か?
それを議題にした話し合いが、日曜日の午後7時から公民館の2階会議室で始まった。
********************
町会長「今日は遅い時間に集まって頂きありがとうございます。」
男性A「ほんまや。タイガースの試合が始まったばっかりやのに。」
男性B「今日勝てば、首位やな。」
女性C「あんたら、そんなん言うてんと、しっかり町会長の話を聴きなはれ。」
女性Dが各人の前にあるコップに麦茶を注ぐ。
女性D「町会長。早く会議をしてや。」
町会長「それでは、今日の会議を始めます。
前回の会議に引き続いて『この町内の高齢者の見守り』について皆さんの意見を聴きたいと思います。
この町内にも独り住まいのお婆さんやご夫婦だけで暮らすお爺さんお婆さんの家が多くあります。
自宅の中で事故があっても発見が遅れて、大きな問題になる事も予想されます。
この事を踏まえて、皆さんの考えをお聞かせ下さい。」
男性A「そんなん、役所の仕事とちゃうんか。そのためにワシら高い税金納めてんるんやで。」
男性B「ほんまや。消費税も10パーセントを超えるらしいんやで。」
男性A「消費税が10パーセントになったら、うちの会社、倒産や。」
男性B「ほんまや。増税反対!」
女性C「消費税の話はどうでもええやん。そんなん今関係ないやん。」
コップの麦茶をゴクッと飲んで女性Dが話す。
女性D「役所に頼るん、ほんまに、ええことかな。」
町会長「どういう事ですか?」
女性D「役所の仕事がどんなんか、私はよう知らんが、町内の事は先ず町内でせなあかんと思うんよ。
回覧板を回す隣の家に声を掛けるのは、誰でも出来ることやん。
その簡単な事をせえへんから、こんなことを議題にせなあかんねん。」
男性B「ワシら、仕事してるんやで。隣のおばんのことばっかり気にでけへんねん。」
男性A「ワシな、テレビで見たんやけどな。地域の見守りは清掃局がするんや。」
男性B「それ、どういうことです?」
男性A「ゴミを集めるクルマあるやろ。その作業員が道路に出されたゴミ袋を集めるのは、分かるか?」
男性B「そんなん、知っとる。」
男性A「そのゴミを集める時にな、いつも出ているゴミ袋の数が少なかったら、その家に何かがあったと想い、
その作業員がその家を訪ねて、安否を確認するんや。」
男性B「それは、ええ制度や。この町会もやってくれるんやろか」
男性A「やってるはずやで。」
男性B「それやったら、今日の議題は解決や。はよ帰ってタイガース見よや」
女性C「あんたらあほちゃうか。どこの世界にゴミの作業員がそこまですんねん。」
男性A「そんなんゆうても、テレビでやってたで。」
女性D「ええかげんにしいや。テレビ、テレビゆうて。ここはわてらの町内やで。
自分の町内は自分らでせなあかんことがあるんや。隣のおばんの世話はわてらがせなあかんのや。
他人に任せておいたら、とんでもないことになるで。
ゴミを集めるオッサンは、ゴミの事で精一杯や。おばんの事なんか気にならへんのや」
男性A「えらそうな事ゆうて。お宅、何が出来るんや?」
町会長「まあまあ、すんません。穏やかにお願いします。役所の人も清掃局の人もそれぞれ頑張ったはります。
私らでも出来る事があります。それを考えませんか?
簡単な事ですが、向う三軒両隣に挨拶すること。声を掛けることを続けませんか?」
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その後、この町会の会議で、何が決まったのでしょうか。
貴方が、そこにいたならば、何をいったのでしょうか。
どうぞ、ご自由にお考え下さい。
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『地域の高齢者を誰が見守るのか?』
警察か?
消防か?
役所か?
それ以外の誰か?
それを議題にした話し合いが、日曜日の午後7時から公民館の2階会議室で始まった。
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町会長「今日は遅い時間に集まって頂きありがとうございます。」
男性A「ほんまや。タイガースの試合が始まったばっかりやのに。」
男性B「今日勝てば、首位やな。」
女性C「あんたら、そんなん言うてんと、しっかり町会長の話を聴きなはれ。」
女性Dが各人の前にあるコップに麦茶を注ぐ。
女性D「町会長。早く会議をしてや。」
町会長「それでは、今日の会議を始めます。
前回の会議に引き続いて『この町内の高齢者の見守り』について皆さんの意見を聴きたいと思います。
この町内にも独り住まいのお婆さんやご夫婦だけで暮らすお爺さんお婆さんの家が多くあります。
自宅の中で事故があっても発見が遅れて、大きな問題になる事も予想されます。
この事を踏まえて、皆さんの考えをお聞かせ下さい。」
男性A「そんなん、役所の仕事とちゃうんか。そのためにワシら高い税金納めてんるんやで。」
男性B「ほんまや。消費税も10パーセントを超えるらしいんやで。」
男性A「消費税が10パーセントになったら、うちの会社、倒産や。」
男性B「ほんまや。増税反対!」
女性C「消費税の話はどうでもええやん。そんなん今関係ないやん。」
コップの麦茶をゴクッと飲んで女性Dが話す。
女性D「役所に頼るん、ほんまに、ええことかな。」
町会長「どういう事ですか?」
女性D「役所の仕事がどんなんか、私はよう知らんが、町内の事は先ず町内でせなあかんと思うんよ。
回覧板を回す隣の家に声を掛けるのは、誰でも出来ることやん。
その簡単な事をせえへんから、こんなことを議題にせなあかんねん。」
男性B「ワシら、仕事してるんやで。隣のおばんのことばっかり気にでけへんねん。」
男性A「ワシな、テレビで見たんやけどな。地域の見守りは清掃局がするんや。」
男性B「それ、どういうことです?」
男性A「ゴミを集めるクルマあるやろ。その作業員が道路に出されたゴミ袋を集めるのは、分かるか?」
男性B「そんなん、知っとる。」
男性A「そのゴミを集める時にな、いつも出ているゴミ袋の数が少なかったら、その家に何かがあったと想い、
その作業員がその家を訪ねて、安否を確認するんや。」
男性B「それは、ええ制度や。この町会もやってくれるんやろか」
男性A「やってるはずやで。」
男性B「それやったら、今日の議題は解決や。はよ帰ってタイガース見よや」
女性C「あんたらあほちゃうか。どこの世界にゴミの作業員がそこまですんねん。」
男性A「そんなんゆうても、テレビでやってたで。」
女性D「ええかげんにしいや。テレビ、テレビゆうて。ここはわてらの町内やで。
自分の町内は自分らでせなあかんことがあるんや。隣のおばんの世話はわてらがせなあかんのや。
他人に任せておいたら、とんでもないことになるで。
ゴミを集めるオッサンは、ゴミの事で精一杯や。おばんの事なんか気にならへんのや」
男性A「えらそうな事ゆうて。お宅、何が出来るんや?」
町会長「まあまあ、すんません。穏やかにお願いします。役所の人も清掃局の人もそれぞれ頑張ったはります。
私らでも出来る事があります。それを考えませんか?
簡単な事ですが、向う三軒両隣に挨拶すること。声を掛けることを続けませんか?」
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その後、この町会の会議で、何が決まったのでしょうか。
貴方が、そこにいたならば、何をいったのでしょうか。
どうぞ、ご自由にお考え下さい。
kurumimochi2007 at 09:52│Comments(0)│